瑞泉酒造株式会社は明治20年(1887年)5月1日に創業。
その昔、琉球王府は高い品質を保持するために、首里三箇と呼ばれる首里の城下町、崎山・赤田・鳥堀でのみ泡盛の醸造を許可し厳しい管理下におき、伝統の味を守り続けてきました。
首里の銘酒“琉球泡盛瑞泉”は、
弊社瑞泉酒造株式会社の創始者であります喜屋武幸永⽒が名付けたものであります。
かつて首里城内の第二門に登る石段途中にこんこんと湧き出る泉があり、正式名は「瑞泉」でありますが、 水は、⿓頭を形取った樋口から出てくるので通称「⿓樋」と呼ばれています。
その泉から流れる水は清冽そのもので、
周囲には泉を讃えた碑文数本建てられていたようです。
この清らかな泉のように清冽で芳醇な酒造りをめざし、
また伝統ある泡盛造りがますます発展し、代々永く受け継がれていくように願い、この泉に因んで銘柄に
“瑞泉”と命名したといわれています。